新しい組織だからこそ、メンバーと一緒に”成長”していきたい

クオント株式会社(本社:東京都渋谷区 )HP: https://quant.jp
”テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくる”をビジョンに日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」(HP:http://www.lancers.jp)を運営するランサーズ株式会社。クオント株式会社は企業へのデジタルマーケティング支援をさらに強化していくため、ランサーズ株式会社より該当事業を承継して100%子会社として、2017年4月に設立された。(左)デジタルコミュニケーション部 部長 小浦智様 (右)デジタルコミュニケーション部 マネージャー 青木美保様

チャットによる週報からスマイルスコアへ

ー普段の組織づくりで気をつけていることはありますか?

小浦様
弊社は若いメンバーが非常に多いので、成長のチャンスをみんなに体験してもらう。ということを組織作りのメインとしています。様々な仕事によって人は成長していくためです。

ーお二方はスマイルスコアでどのような役割で利用しているのですか?

青木様
私はディレクション部門のマネジメントを担当しており、スマイルスコアではマネージャー権限を利用して、部署のメンバー全員のスマイルスコアを見ています。

小浦様
私も同じくスマイルスコアではマネージャー権限を利用して、青木担当の部署ともう一つの部署のメンバー全員を見ています。

弊社はレイヤーとして部長、マネージャー、リーダーがいます。そして、リーダーの下にそれぞれ4名位のスタッフがいます。現在、青木がそのグループを4つ見ていて、その上に部長がいます。リーダーも担当するメンバーのコメントは見れるように設定しています。

ースマイルスコアを普段、どのように使っていますか?

青木様
まずメンバーには、毎日スコアをつけてもらうことが一つ。そして、毎週金曜日だけテーマを設けて、スコアに加えてコメントを入力してもらっています。私たちは、そのコメントにメッセージを返しています。

金曜日に入れるコメントのテーマとしては、「一週間の反省点、反省点からの学び、その解決策など」です。次に「頑張ったこと、出来るようになったこと、アピールしたいこと」。後は、趣味やプライベートを含めて好きなことを自由に入れてもらっています。

この取り組みの意図としては、自分自身でPDCAを回せるようになって欲しいということ、自分がやっていることを発信すること、そしてそれを自分自身で振り返って欲しいということです。例えば、先週の反省点や解決策として考えたことを、今週活かせているかということを自分自身で振り返るということを大切にしています。

あとは、今部署のメンバーが増えていて、20名超になってきているので、私自身も全員に目を配るということが難しく、スマイルスコアでコメントを書いてもらうことで、それぞれのコンディションや趣味嗜好を理解したいということもあります。

実は、今までも週報をチャットツールで書いてもらうようにしていました。ただ、チャットツールの場合だと、コメントがどんどん流れていってしまうので、メンバーの発言をストックする、そして振り返りが出来るようにするという目的で、スマイルスコアは適していると感じています。

小浦様
私はより組織全体のコンディションをみて、例えば、あるチームのコンディションが悪い場合、そのリーダーやメンバーをより気をつけて、フォローするようにしています。

1to1のミーティングでコミュニケーションの深掘りを

—リーダーとの役割分担はありますか?

青木様
私は基本的に、マネージャーとして外野目線というか、大枠でコメントを残す場合が多いです。例えば、状態が気になるメンバーに対して、「最近どう?元気?」と遠くから投げかけるような。リーダーには細かいマネジメントは任せていて、メンバーとより具体的な業務についてのコミュニケーションをしてもらうようにしています。

小浦様
スマイルスコアで他部署のことも見れるので、各部署のコンディションが比較できてよく分かります。そして、早めに気付くことができる。普段、忙しい中で話すきっかけがなければ、コンディションが落ちているのが分からないですが、スマイルスコアで分かっている分、オフィスで偶然顔を合わせたときに、「最近大変そうだけどどう?」と直接声をかけるきっかけになっています。

いきなり、最近どうかと話しかけても、メンバーは「大丈夫です」と答えるしかないですが、スマイルスコアの情報を元に「あの件はどう?」「スマイルスコアでこんなコメントあったけど、最近はどう?」と具体的に話しかけると、メンバーも相談しやすいのではと感じています。メンバーも自分のスコアが誰に閲覧されるかが分かるようになってますしね。

青木様
定期的に行っている1to1のミーティングでも活用しています。ミーティング前に、スマイルスコアでメンバーの最近の事象や気持ちを把握した上で、その内容について1to1のミーティングで深掘りしています。

どうしてもメンバーが多くなり、じっくり話し合う機会が持てなくなっているので、毎日のスマイルスコアで基本的なところを会話した上で、その中から深掘りする内容をピックアップして、ミーティングに望むようにしています。PDCAの確認や要因を分析したり、次に活かしていくための深いコミュニケーションを効果的に行うことを心がけていますね。

たまに社長からメッセージが来て……

ー普段、コメントやメッセージでどんなやり取りがされてますか?

青木様
スマイルスコアの普段のコメントでは雑談が多いです。毎日好きなことを書いてもらって
いるのも、普段雑談する時間がなかったり、メンバーの性格によっては、私たちに気軽に話しかけることができなかったりするので……スマイルスコアのコメントを通じてだと、気軽な雑談や相談、フランクにプライベートのことを書きやすいのではと感じています。

小浦様
メンバーやリーダーのスマイルスコアのコメントに青木が返信して、メンバーとのやり取りが始まり、そこに私が加わり、ディスカッションが盛り上がる場合があります。

さらには、社長の足立が加わることもあります。気になるコメントがあった場合には、管理職の間でもなるべく早く返すように徹底しています。

マイナスなことをフォローする時や、特に頑張ったことを褒める時はコメントが殺到しますね。
例えば、「これができた」とか「悩んでいたことが解決した」とかですね。

青木様
特に社長の足立が、全てのスコアやコメントをみているので、メンバーとしてはそのことが嬉しいみたいです。さらに、たまに社長からコメントがあると、「コメントがありました!」みたいな声を聴くことがあります。

—ネガティブなスコアやコメントがあったときはどうするのですか?

小浦様
その場合は、まずはフランクに「どうした?」と入れますね。コメントがなくてスコアだけ下がっている場合にもメッセージすることがあります。何となく「これが原因ではないか?」という予測もした上で、フォローします。フォローすると、メンバーからメッセージが返ってきますし、直接話すきっかけになります。

青木様
原因としては体調が悪い場合もありますし、仕事について悩みがある場合もあります。それをきっかけに「ちょっと話そうか?」「ランチに行こうか?」という行動に移ることあります。

小浦様
例えば、あるスタッフはポジションが上がり、新しい仕事に取り組んでいたのですが、壁にぶつかって一時期悩んでいました。この時、私や青木からアドバイスやコメントを入れたり、さらに社長からも「頑張れー」みたいなコメントが入っていました。

私たちから見ていても、このスタッフはすぐに壁を越えると思っていましたが、結局、乗り越えることができて、後で聞くと「社長からコメント来たのが、励みになった」と言っていました。

スマイルスコアの履歴でPDCAを回す

青木様
スマイルスコアの良いところは、メッセージや履歴が残るところだと思います。後から一覧で見ていくことでメンバーが自分でPDCAを回しながら「あの時アドバイス受けたことが、この時になって分かりました」であるとか、「次はこうやります」とコメントしていることがあります。

それに対して、私は「そうだね」と簡単に返しているだけなのですが、それによってメンバーはモチベーションが上がったり、より頑張ろうと次のステップに踏み出していることも一目で分かります。

元々、フランクなチームなので、コミュニケーション自体は活発なのですが、スマイルスコアを使うことで、より細かいところ、拾いきれなかったところに気づけていると思います。

新しい組織だからこそ、リーダーの”成長”が不可欠

—これからの組織やチームの展望を教えてください。

青木様
弊社は新しい組織として成長している段階のため、変化が大きいです。一人だと気持ち的に負けてしまったり、対処しきれないこともあります。そんな時にみんなで助け合ったり、それぞれの良いところを褒め合ったり、お互いにフォローし合いながら”成長”できるチームにできたらと思っています。

小浦様
弊社のキーワードでもある”成長”で考えると、今はスマイルスコアでフォローしたり、業務の方向性を考えるのが、青木と私が中心になっているのですが、私たちの一つ下のリーダーが、さらに自律的に動いたり、成長を自発的に考えていくことを期待しています。

といいますのが、弊社は20代の若いスタッフやリーダーが多く、30代前半が少ないです。そのため、ミドルマネジメントをしっかり育てていきたいというのが、経営陣の方針でもあります。

青木様
もちろん、マネジメントをするのが初めてのリーダーがほとんどなので、最初は何をしていいのか分からない場合も多いと思います。まずは、メンバーのコンディションを知るために、スマイルスコアや対話でコミュニケーションすることから始めましょうと話しています。その上で、具体的な方法について相談に乗っています。

小浦様
20代半ばでリーダーを任される。それこそが成長の機会だと考えています。リーダーの経験をすることで、見えていないものが見えてきたり、成長のスピードも圧倒的に違ってきます。スマイルスコアを通じて、明確にリーダーやメンバーの状態を把握をしながら、ミドルマネジメントの力をしっかりつけていければと思います。