日本国内の人材サービスを見ると、人を集めるための求人サービスについては、新卒、中途と様々なサービスがあります。特にここ数年、ソーシャルリクルーティングが注目されていますね。
一方、入社した後に「人材をいかに維持するか」についてのサービスはまだまだ少ない現状ではないでしょうか。

少し意外かもしれませんが、転職社会のアメリカをはじめとするグローバルな傾向として人材維持(リテンション)の重要性に注目が集まっています。
LinkedInが2015年10月に公表したレポート「Global Recruiting Trends 2016」によると、「人材の維持」について32%のグローバル企業が重要視しており、企業ブランディング(59%)と社員紹介プログラム(26%)、雇用の質(39%)等と並び高い水準にあります。
例えば、シェアリングエコノミーで有名なAirBnBは、(まさしくスマイルスコアのような)従業員の状態、意見を細かに収集するクラウドサービスを導入してます。ちなみにAirBnBは米キャリア情報サイトのグラスドアが毎年行う匿名アンケート調査で、2015年度Googleを抜いて「働きやすいIT企業」1位に選出されています。
また、eNPS(Employee Net Promoter Score)という従業員満足度を測定する指標があり、Zappos、Apple等、多くのアメリカを代表する企業が導入しています。私たちスマイルスコアもこの豊富な実績がある仕組みを大いに参考にしています。
(※NPSは、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。)

これらの企業例を元に考えると、自由な環境で個々に任せて、クリエイティビティを発揮してもらいたいからこそ、ベースとなる心のケアを大事にする。言い換えれば、個々の心境や意見を吸い上げるための「心のインフラ」。それを構築する必要性を実感させられます。
優秀な人材は転職したり独立するするという前提だからこそ、大切にするという考え方。穴の開いたバケツに水を入れ続けても貯まりません。それが黄金であればなおさらです。
あなたはいかがお感じになりますか?